数年前にグルテンを抜いた(グルテンフリー)食生活を始めた頃、私にとって一番参考になったのはアメリカの Dr. William Davis の Wheat Belly という本です。
(日本語では Dr. ウイリアム・デイビス著者「小麦は食べるな!」というタイトルで販売されています。)
Wheat Belly には我々が普段食べているパンなどに使われている現代の小麦粉の背景や、小麦粉に含まれるグルテンの危険性などについて書かれています。
私は Dr. Davis にとても影響を受けたので、今でも彼のホームページや Facebook をチェックしているのですが、そんな彼が先日面白い新商品を紹介していたので、こちらでもシェアしたいと思います。
その商品の名前は Nima(ニーマ)
レストランなどでオーダーした料理が本当にグルテンフリーかを自分でチェック出来る便利なツールです!
最近は日本でもグルテンフリーのメニューを用意しているレストランもたまにありますが、本当に『グルテンフリー』かどうかはちょっと怪しい時もあります。
というのも、そのメニューが小麦粉不使用でも、製造ラインや調理場でのコンタミネーション(混入)によってグルテンが含まれてしまう場合もあるのです。
私のようにアレルギーがあるわけではない人なら特に問題ありませんが、重度なグルテンアレルギーやセリアック病の人だと、コンタミネーションからでも体に反応が出てしまう可能性も十分あります。
(ちなみに、EU・アメリカ等のグルテンフリー表示と日本のアレルギー表示には以下の通り違いがありますので、海外の商品でグルテンフリーと表示されていても過敏な方は気をつけて下さいね!)
(消費者庁のサイトより)
そんな密かに忍び込んだグルテンの不安を消してくれるのが Nima です。
使い方はいたって簡単 ↓
- 本体から外したキャプセルの蓋を取り、グルテンチェックをしたい食材を少し入れる(固体も液体もOK)
- キャプセルの蓋をして、本体にはめる
- スイッチを押して、テストスタート
- 数分待てば本体に結果が表示されておしまい!
いいですね〜!
結果表示も、グルテンフリー(グルテン濃度20ppm以下)ならにっこりマーク😊で可愛い!
本体もちっちゃくて持ち歩けそうだし、実用性高そうですね。
ただ、問題なのはお値段…
必要なものをとりあえず全部含んだスターターキット(↓)が$279、現在セール(?)で$199。
そして、食材をチェックするキャプセルが使い捨てで、追加で購入する際1つ約$5します。
ムムム… た、高い…
でも、やっぱり『重度なアレルギー・セリアック病だけど安心して外食したい!』っていう人には購入する価値あるかもしれません。
Nima のサイトで試してみたところ、現在はアメリカ国内にしか発送していないようですが、そのうち海外にも販売する予定らしいので、日本からも購入できるようになるといいですね。
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