病気になると、診断される前とは比べられないほど心配事が一気に増えます。
自分の健康や家族のことはもちろん、仕事や将来についての不安などでいっぱいになり、
私が皮膚筋炎と診断された時は、まるで真っ暗な迷路にでも迷い込んだかのように思ったのを覚えています。
そのなかでも私が特に心配したのが医療費のことでした。
それまで私は大きな病気やケガをしたことが無かったのですが、『病気するとお金がかかりそう』という印象だけはありました。(なんてノーテンキな…笑)
なので、診ていただいた大学病院の先生にいきなり
「すぐに入院して2ヶ月くらいの治療が必要」
と言われた時には、自分の体の心配よりも
『そんなお金ないんですけどーっ!』とパニックになりました。
でも、色々と調べてみるうちに、私のような病気を抱えた人のためのセーフティーネットがあることを知りました。
そのうちの一つが
健康保険 限度額適用認定証
(前回使っていたモノの有効期限が切れていたので、急いで申請しました。書類申請後一週間ほどで届きました。)
自分が今後入院する、もしくはその可能性がある場合は、こちらの認定証をとっておくことを是非おすすめします。
事前に限度額適用認定証の交付を受けておくと、入院や手術で診療費用が高額になる場合でも、医療機関の窓口で保険証と提示すれば一ヶ月の支払いを自己負担限度額までに抑えられます。(自己負担限度額は被保険者の取得によります。)
こちらの制度は難病でなくても利用でき、加入されている健康保険を通して申請出来ます。
私の夫の場合、全国健康保険協会(協会けんぽ)ではなく、会社の健康保険組合なので、そちらの書類でそちらの窓口に申請するつもりです。
高額な医療費を払った後で一部が払い戻される「高額療養費制度」とは違い、診療費の請求時に制度が適用されるので、一時的な多額の支払いを軽減出来ます。
私は、入院費の請求前にこちらの認定証を受け取れたので、難病医療費の助成はまだ適用されていなかったものの、出費を大きく抑える事が出来てとても助かりました。(ただ、差額ベッド代や食事負担額等は対象外になりますのでご注意を。)
お金の心配を少しでも和らげてくれる、ありがたい制度は他にもあるので、
ご興味のある方は、私が書いた
無料PDFファイル:『難病と診断されたら、まずやる5つのコト』
をご覧ください!
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