『保護犬』って知っていますか?

このホームページの『ABOUT プロフィール』ページでもちょっと紹介していますが、我が家には超可愛いワンコ、マフィンがいます。

見た目はキツネとタヌキを混ぜて、ライオンのタテガミをくっ付けたようなかんじなので
散歩をしていると「何犬ですか?」とたまに聞かれます。

そんな時、私は堂々と答えます:
「雑種です!」

 

 

私は幼い頃からずっと犬を飼っていて、マフィンで3匹目になりますが、今までの犬みんな雑種です。

だいたいの性格やルックスが決まっている犬種どうしを計画的に掛け合わせた「ミックス」犬が最近は流行っているみたいですが、私はあえて「雑種」派です。
色々な犬種が混ざっているからこそ見た目はオリジナルで性格はバランスよく、体も強く健康的な上、みんな頭が良い!

そして私のツボ、鼻黒ちゃんが多いんです〜!

犬の容姿の好みはもちろん飼い主それぞれあるので、私がこんなに可愛いと思うマフィンも、純血派の私の祖母にとってはブサイクらしいのですが…

私にとってのマフィンの可愛さは、見た目以外にも彼女の過去にも関係あります。

 

マフィンは愛護センター出身のいわゆる『保護犬』です。

千葉県の愛護センターに収容されていた彼女を、レスキュー団体の方が引き出してくださいました。
その後もボランティアの預かり家の方々が面倒をみながら里親探しをしてくださり、ブログで紹介しているのを私がネットで発見。
定期的に開かれる譲渡会まで二度直接会いに行って、犬の飼えるアパートを探して引っ越して、やっと我が家の一員に出来ました。

「フツーそこまでする?!」と思われるかもしれませんが(実際、夫はそう思っていたとおもいます 笑)
マフィンを家族に出来て、本当にホント〜に良かったと思っています。

 

↓ 愛護センターに収容されて2日目からのマフィンです。赤いテープが団体の『引き出し決定』の印です。(ちばわん 2011年7月20日愛護センター レポートより。レポートには悲惨な状態の犬猫も写っていますので、ご覧になる場合はご注意ください)

↑ 2011年8月3日に引き出された時の様子 超ルンルン!

 

私にとって、マフィンはかけがえのない存在です。彼女は毎日私を笑わせてくれて癒してくれます。

彼女には我々人間みたいに『機嫌の悪い日』なんて無くて、私たち家族が近づけばいつでも大喜びしてくれます。

いろんな芸をしてトリートを貰おうと頑張ったり、おもちゃを全部持ってきて遊びに誘ったり、外出してて帰宅した時には「何年ぶりの再会!?」と思わせるくらいの勢いで大歓迎です。

 

 

そんな彼女ですが、家族以外の人間には警戒心が強く、攻撃性は全くないものの散歩で毎日会ってる人であっても触られる前にスルっと逃げてかわします。
自転車やスケボーなども怖くて、背後から近づいてくるのを感じたら、通り過ぎていくまで動けません。

そんな時、「保護される前に怖い体験をしたのかな…」と考えさせられます。

そして、「収容されていた時に、もしも団体さんの目に留まってなくて、預かりさんに面倒みてもらえていなかったら… 私はもちろん出会えなかっただろうし、あのまま愛護センターで殺されていたかもしれなかった」という恐ろしい現実を思い出します。

実際、私が未だにチェックしているサイト、『いつでも里親募集中』では、なんらかの事情で愛護センターに入れられて、殺処分されるまで限られた時間しか残っていないコもたくさん載っています。捨てられたコ、迷子になったけど家族が迎えに来てくれないコ、引退繁殖犬、悪質ブリーダーに破棄されたコなど、たくさんです。(ミックス犬も、もしも『理想的』な容姿で生まれなかった場合、悪質なブリーダーに破棄・処分されることも珍しくありません。)

もちろん、マフィンみたいに『里親が見つかる可能性が高そう』と判断されて愛護センターから引き出される幸運なコもいますが、愛護センターに収容されている全体数に比べたらほんのわずかです。

こんなに良い子で愛情のカタマリみたいなマフィンが犬生を全う出来なかったかもしれない、と思うと悲しくなります。そして怒りがこみ上げてきます。
マフィンのことを考えるとまたすぐハッピーになりますが!

 

 

日本では『保護犬』という概念がまだあまり広がっていないようですが、アメリカでは保護犬を迎え入れるのはごく当たり前のことで、全く珍しくありません。
それに、アメリカには『no kill shelter』といって、どれだけ時間が経っても殺処分をせず、里親を探し続けるシェルターもあります。

 

成犬の保護犬は、

  • 大体の大きさや性格がもうわかっている
  • 仔犬よりも落ち着きがあるので飼いやすい
  • 仔犬ほど世話に手がかからない(もちろんお互い慣れるまでは手がかかります)
  • こちらの努力と根気次第でまだまだ芸を覚えられる
  • 何より、殺処分されるかもしれなかった命を救える!

 

と良いことたくさんあります。

実際、マフィンが我が家に来た時にはもう1歳〜1歳半位の成犬でしたが、オスワリ・オテ・オカワリ・フセ・ゴロン・マテ・ヨシ・手上げて・もう片方手上げて・タッチして・プルプルして(雨の日便利!)・キスちょうだい、などたーくさんの芸を覚えました!

また、成犬の場合は犬によっては残りの犬生も限られているので、「これから15年も面倒みるのは難しいかも」という年配の方などでも飼いやすいと思います。

 

 

私にとってマフィンは世界一可愛いお利口犬ですが、それ以外にも、苦難を乗り越えて我が家にやって来てくれた、とっても強く優しい心を持った特別なワンコで、私の元気の源です。

日本でも、ペットショップで大金を払って犬を買う前に保護犬もオプションとして挙がるようになり、いつか殺処分ゼロになるのが私の夢です。

 

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